SalesforceのApexやLWC(Lightning Web Components)の開発をするには、Visual Studio Code(以下VSCode)を使用すると便利です。
この記事では、VSCodeを使用したSalesforce開発環境構築を解説します。
Salesforce CLIをインストール
Salesforce CLIはコマンドラインからSalesforceを操作できるようにするものです。
https://developer.salesforce.com/tools/sfdxcli から最新版のCLIをインストールします。
OSとビット数を選べるので、ご自身のPCに合うものを選んでください。
インストール後、コマンドラインから以下のコマンドを実行します。
sfdx update
「sfdx-cli: Updating CLI….」が出力され、以下のような画面になり更新が終わったらコマンドラインを閉じてOKです。
VSCode(Visual Studio Code)をインストール
VSCodeはオープンソースのコードエディターです。IDE(統合開発環境)ともいえます。
現在、Salesforce開発ではVSCodeが推奨されています。(Eclipseは2019年10月12日をもって、Force.com IDEが廃止になりました。Eclipseを使っていた人はこの機会に乗り換えると良いと思います)
https://code.visualstudio.com から最新版をダウンロードし、インストールしてください。
VSCode拡張機能「Salesforce Extension Pack」をインストール
先ほどインストールしたVSCodeを開き、Salesforce開発に必要な拡張機能をインストールします。
左のメニューアイコンから、四角が4つあるアイコンが拡張機能です。ショートカットキー「Ctrl + Shift + X」(MacはCtrl⇒Commandに置き換え)でも表示できます。
検索欄に「Salesforce Extension Pack」と入力してインストールしてください。
ショートカットキー「Ctrl+Shift+P」(MacはCtrl⇒Commandに置き換え)でコマンドパレットを開き、「sfdx」を入力します。「SFDX:」で始まるコマンドが表示されれば完了です。
まとめ
Salesforce CLI、VSCode、Salesforce Extension Packをインストールできれば、Salesforceの開発環境は構築完了です。
Salesforceの開発がんばってください!