- フリーランスエンジニアはどうやって始めたらいいの?
- 案件獲得するにはどうしたらいい?
そんな疑問を解消できるよう、記事を書きました。
何事も新しいことを始める時には勇気がいります。少しでも払拭してフリーランスエンジニアとして食えるようになれれば幸いです。
フリーランスエンジニアとは
フリーランスは企業や団体に所属せず技能を提供する個人事業主です。なのでフリーランスエンジニアは、個人事業主のエンジニアのことです。
企業などに所属していないため、営業活動や確定申告・納税を自分でしないといけません。とはいえ、フリーランスエージェントを使ったり、会計ソフトを使う、税理士を使う等、簡単にできます。
フリーランスエンジニアを始めるために必要な手続き
フリーランスエンジニアが必要な手続きは、実はありません。
「開業届」も出さなくて実は問題ありません。ただし、開業届を出していなくとも納税の義務は発生しますので、基礎控除(38万円)以上稼いだ場合は確定申告が必要になります。フリーランスエンジニアは一か月で越えてしまいますので、税金が安くなる青色申告をするために開業届を出すことをおすすめします。
※独立できるか心配な方は会社員のうちに案件獲得しておいてから後で開業届を出すこともできます。
また、確定申告を簡単にするため、銀行口座とクレジットカードをプライベートと分けられるように専用のものを作ると便利です。
税務署に「開業届」を提出する
フリーランスエンジニアの収入は高額になりやすいため、青色申告をするために開業届を出すことをおすすめします。※青色申告は開業届の中の項目に✔するだけ
やり方は3通りあります。
- 税務署に行って提出する
- 開業届を郵送する
- オンラインで提出する
税務署に行って提出する
税務署が近い人や分からない所をその場で聞きたい人におすすめです。
私もこの方法で提出しました。その場で控えをもらえます。
税務署が開いている間に行かないといけないので平日忙しい人は大変かも。
開業届を郵送する
税務署[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続 から用紙をダウンロードして、記載された送付の仕方をよく読んで郵送してください。
用紙を印刷したり、返送用切手が必要なので、ちょっとしたお金と手間がいります。
平日が忙しい人はこの方法か、次に説明するオンラインがおすすめです。
オンラインで提出する
e-Taxから提出できます。
送信したデータと受信通知を両方印刷して提出することで、控えとすることができます。
マイナンバーカードやICカードリーダライタが必要ですが、一番楽な方法です。
個人事業専用の銀行口座を開設する
個人事業主は屋号付き銀行口座を開設できます。開業届(控)が必要な場合がありますので、開設する場合は準備しておくと良いです。
事業用と私用が分けられれば良いため、どのような銀行でもよいです。屋号付きはお客様に信用感が出るぐらいのメリットなのであってもなくてもどちらでもOK。
開設しやすく金利がわずかに高いネット銀行はおすすめです。楽天銀行、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行など
GMOあおぞらネット銀行をお使いの方は報酬の即日払いサービス「フリーナンス」もおすすめです。
個人事業専用のクレジットカードを申し込む
個人事業主はビジネスカードや法人カードに申し込むことができます。開業届(控)が必要な場合がありますので、申し込む場合は準備しておくと良いです。
ビジネス用の特典があるカードもあります。ビジネスカードの年会費も経費にすることができます※一般カードの年会費は認められない場合があります
ポイントが貯まりやすい年会費無料の一般カードもおすすめです。この場合はプライベートに使わないようにした方が仕訳がやりやすいです。私は余っていたものがあったため一般カードを使ってます。
フリーランスエンジニアの案件獲得方法
大きく分けて3つです。
- 直接お客様と契約する
- フリーランスエージェントを使う
- マッチングサイトを使う
フリーランスエージェントを使うことが一番ラクちんです。少しでも売上アップさせていきたい、請負を増やしたい場合は他のやり方を模索すると良いです。
直接お客様と契約する
既に取引先とのコネクションがあるとやりやすい方法です。他の方法と比べるとマージン(仲介料)が不要なので利益が出やすいです。SNSを使って営業する方法もあります。
案件を持っていない場合は次に説明するエージェントを使った方が早く見つかるので、無理に直接狙う必要はありません。
フリーランスエージェントを使う
登録と初回面談するだけで、案件を提案してもらえます。福利厚生を提供している所もあるので至れり尽くせりです。
大企業の案件は企業を挟まないと受けられない場合があるので、フリーランスエージェントを挟むことで大企業案件を受けることもできます。
週5で客先常駐する準委任契約の案件ならよりどりみどり。週3・週4のフルリモート案件は少ないので実力がないと難しいかもしれません。
ピンキリですが、月収50万~100万円ぐらいは稼げるのではないでしょうか。コンサルやマネジメントできるなら月100万円超える案件もあります。
マッチングサイトを使う
商品や単価を自分で決めることができます。請負契約の案件を依頼するお客様も多いのでWEBエンジニアやWEBデザイナーの人はこちらの方が向いているかもしれません。
スポットコンサルで高い時給をもらうやり方もできるので、WEBエンジニアやWEBデザイナーでなくともやり方次第で売り上げ増やすことができます。
まとめ
フリーランスエンジニアの始め方について紹介しました。
手続きについては、開業届を提出し青色申告できるようにすることで特別控除を受けられるため、税金を抑えることができます。
開業届の控えが必要な屋号付き銀行口座やビジネスカードを作ることも可能となります。
案件獲得はフリーランスエージェントを使うとラクちんです。