使っている端末によってモバイル・タブレットやパソコンで表示を変えたい時があります。
最近はGoogle等の検索エンジンはモバイルに対してページ表示スピードを意識するようになっているので、モバイルではページ表示スピードが遅くなるものを出さないようにできます。
WordPress Ver3.4から追加されたものなので、2012年以前から更新していない限り使えます。
では、WordPressでモバイル・タブレットを判定する関数を紹介します。
wp_is_mobile関数の使用例
パラメータなし、戻り値(Bool)$_SERVER[‘HTTP_USER_AGENT’]の値に基づき、true または false を返します。※タブレット端末はtrueになります
<?php wp_is_mobile(); ?>
if文を使う場合はこのようになります。
<?php if ( wp_is_mobile() ) { /* ここにモバイル向けの内容を表示する */ } ?>
ウィジェットをモバイルの場合に非表示にする方法
プラグイン「Widget Logic」をインストールします。
ウィジェットの詳細に「ウィジェットのロジック」項目が増えるので、そこに「wp_is_mobile()」とするとモバイル・タブレットのみに表示することができます。
PCのみに表示したい場合は「!wp_is_mobile()」とします。
まとめ
wp_is_mobile関数は、端末ごとによってユーザビリティ向上させることができるので、非常に便利な関数です。
タブレットをモバイルから分離するには、自前で関数を作る必要があります。最新の端末はユーザーエージェントの値を変えているものもあるので、特別な事情がある場合に対応することをおすすめします。(そうでないと端末の情報を追いつつ追加で分岐を追加して大変です)
プラグインと組み合わせることによってウィジェットの表示・非表示ができるようになります。他のプラグインでも有効に使えるかもしれません。
この機会に使ってみてはいかがでしょうか。